
![]()
| 2008年(平成20年) 子(ネズミ) |
![]() |
| 今年の干支は、十二支最初の子(ネズミ)年である。十二支は、子(鼠)、丑(牛)、寅(虎)、卯(兎)、辰(龍)、巳(蛇)、午(馬)、未(羊)、申(猿)、酉(鶏)、戌(犬)、亥(猪)と12匹の動物で表されるが、これには次のような逸話があるとか。 |
| 昔々の大昔のある年の暮れのこと、神様が動物たちにおふれを出したそうな。 「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。一番早く来た者から十二番目の者までは、順にそれぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう」 動物たちは、おらが一番とて、めいめいが気張って元日が来るのを待っておった。ところが猫は何時行くのか忘れてしまったので、ねずみに訊くと、ねずみはわざと一日遅れの日を教えてやった。猫はねずみが言うのを真に受けて、喜んで帰っていったと。 さて元日になると、牛は「おらは歩くのが遅いだで、一足早く出かけるべ」とて夜のうちから支度をし、まだ暗いのに出発した。牛小屋の天井でこれを見ていたねずみは、ポンと牛の背中に飛び乗った。そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に近付いてみると、まだ誰も来ていない。我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いた。とたんに牛の背中からねずみが飛び降り、チョロチョロと走って一番になってしまった。それで牛は二番、それから虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪の順で着いた。猫は一日遅れで行ったものだから番外で仲間に入れなかった。それでねずみを恨んで、今が今でもねずみを追い回すのだそうな。 |
![]()
| 2007年(平成19年) 亥(イノシシ) |
![]() |
| 今年の干支は、十二支の最後の亥(イノシシ)年。イノシシは十二支では「亥」と書くが、後に「猪」と書くようになったらしい。中国では「猪」は豚のことを意味しており、イノシシは野豚というとか。十二支は世界各国でみられるが、チベット、タイ、ベトナムでも、「猪」ではなく「豚」になっているらしい。 イノシシは勇敢な動物で、走り出すと容易に曲がれないことから、ガムシャラに突き進むことを「猪突猛進」と表現するようになったとか。 |
![]()
| 2006年(平成18年) 戌(イヌ) |
![]() |
| 今年の干支は、十二支の内の第十一番目の戌(いぬ)年。そこで、犬のことを少し調べてみた。 犬の起源はかなり古く、人と暮らし始めたのは、今から3万年位前と言われている。その頃の人は狩猟生活をしていたが、人の食べ残りを漁りに犬の祖先がやってくるようになったとか。その内、吠えて危険を知らせたり、狩に役に立つことに人が気づき、穏やかで人なつこい性格のものを飼い慣らして、現在の犬になったと考えられている。 犬も人間と同じく五感を使って生活しているが、五感の中で特に優れているのが「嗅覚」で、臭いをかぎ分ける力はなんと人の約100万倍と言われている。次に優れているのが「聴覚」で、特に高音や小さい音も聞き取る能力も人間より遙かに優れているとか。音の聞こえてくる方向を聞き分ける力も、人間の16方向に対し、犬は32方向まで聞き分けることができるらしい。しかし「視覚」は人間より劣り、視力は0.3位、色盲で犬が見ている世界はモノクロでピンボケとか。「味覚」も鈍く、甘味や酸味、塩辛さは感じることができるが、苦みやうま味は殆ど判断できない味オンチらしい。「触覚」は発達していて、触覚を感じるところは全身にある。触られてイヤなところはシッポや足先、鼻、口の周りなど。触られて喜ぶところは、耳の付け根や背中、胸などである。 犬はその鋭い嗅覚を生かして、警察犬や麻薬探知犬、災害救助犬として活躍しているのは周知の通りであるが、その他に盲導犬、介助犬、牧羊犬等々もちろんペットとしても人間にとってはなくてはならない存在になっている。 |
![]()
| 2005年(平成17年) 酉(トリ) |
| 十二支第十番目の酉(とり)の鳥は鶏のことらしい。鶏は昔から人に飼育されており、栄養をとりにくかった時代に卵や肉を提供してくれていたし、雄鳥は鳴き声で時を告げるなど、人との生活に昔から深い繋がりがあったので選ばれたのだろうか。 酉(とり)は「取る」「取り込む」に通じ、財福を取り込むとして商売繁盛など縁起のいい干支のようである。今年一年が是非縁起のいい一年であって欲しいと思う。 また、酉年生まれの人は、世話好きで交際範囲が広く、情報に敏感で、時代を先取りする能力に優れているといわれている一方で、せっかちに人を急ぎ立てたり、気を回しすぎるために、周囲から浮き上がり、疎まれたり、孤立することがあるとか。 |
![]()
2004年(平成16年) 申(サル)
![]() |
サルは、人間と同じ霊長類に属している。どこでどのように分かれて、人間とサルに進化したのだろうか。 祖先が同じ?せいか、サルを見ていると何となく親しみがあり、その表情や仕草などが面白くて飽きることはない。 サルは、動物園でも子供達に大人気であるが、意外にも「さるかに合戦」に出てくるサルをはじめ、「猿知恵」「猿芝居」「猿真似」など、サルにはイメージのよくない言葉が多いのはなぜだろうか。 「サル」に、打ち消しの助動詞「ざる」を掛けて「見ざる、聞かざる、言わざる」ということわざがある。 両目・両耳・口を両手でふさいだお馴染みの三匹の猿であるが、他人の欠点やあやまち、あるいは自分に都合の悪いものは、見ない、聞かない、言わないということを表しているとか。 それにしても、昨今の世情は「見たくない、聞きたくない、話したくない」と思うイヤなことが何と多いことか。 今年こそ、子供達に「見せてやりたい、聞かせてやりたい、話してやりたい」平和な世の中になることを祈らずにはいられない。 |
![]()
![]() |
| 羊はウシ科ヒツジ属で、今から一万年前に反芻動物の中で初めて家畜化されたそうです。それ以来私達の生活に欠かせない存在になっています。 羊毛は、衣服用に品種改良され柔らかく、たくさんの毛が採れるようになりましたが、犬やネコなどのように抜け替わらなくなったので、春に毛刈りをし涼しくして夏を迎えます。 羊肉は子羊のラム、ジンギスカンでお馴染みのマトン(成熟羊)、羊乳、毛皮、さらに血液までも供給して、我々人類の生活を豊かにしてくれています。 羊は、昔から無垢・単純・誠実・愛情・犠牲・清浄・群居性・指導者への追従などの象徴として親しまれています。 実際の性格も温順で、とても警戒心が強く群をなす動物ですが、優しく接すれば安心し、人なつっこい動物でもあります。 ところで、私達が普段使っている漢字の中に「羊」のつく字が意外に多いのに気がつきます。 「羊と大」で「美」、「羊と食」で「養」、そのほか 善、義、翔、鮮、羨‥いくらでもありそうです。羊が着く漢字はいい感じのものが多いですね。 今年一年、羊にあやかって感じのいい一年でありますように! そして、羊に感謝しながら優しく接してあげましょう! |