尾瀬ヶ原 (群馬県/福島県/新潟県)


山の名前 尾瀬ヶ原(おぜがはら)  標 高 1,400m
山行日 2007.06.04(月)    天 候
コースタイム 鳩待峠→(60分)→山ノ鼻→(100分)→竜宮小屋
          →(100分)→山ノ鼻→(70分)→
鳩待峠

鳩待峠
尾瀬は群馬、福島、新潟、3県の県境に位置する本州最大の高層湿原である。尾瀬と言えばやはり水芭蕉。水芭蕉の大群落を見たくて、某旅行会社の尾瀬ヶ原ハイキングに、妹夫婦達と2ケ月前に申し込んだ。当日の天気が心配だったが、寒くも暑くもない絶好の好天に恵まれた。片品温泉郷に前泊し、朝7時戸倉から乗り合いバスで鳩待峠に向かう。平日にも拘わらず、尾瀬ヶ原の入口の鳩待峠は、既に大勢の人達で賑わっていた。
鳩待峠の標高は1,591m、尾瀬ヶ原は1,400m。
標高差約200mを、まず下ることから尾瀬ハイキングはスタート。残雪の至仏山を左手に間近に見ながら木の階段、そして木道をひたすら下り続ける。

残雪の至仏山

尾瀬ヶ原
鳩待峠から3.3q、約1時間程で山ノ鼻に着く。ここからいよいよ尾瀬ヶ原に入る。尾瀬ヶ原は東西6q、南北2qの広大な湿原で、春から秋にかけて水芭蕉やニッコウキスゲなど数多くの湿原植物によって色どられる。
水芭蕉の花は、その年の雪の状態に左右されるとか。今年は例年に比べて降雪量が少な目で、雪解けも早かったらしいが、期待通りの見事な大群落を作っていた。

水芭蕉

水芭蕉の大群落の中を行く
山ノ鼻に植物研究見本園というミニ周回コースがある。ここにも立ち寄ってみたが、ちょうど見頃の水芭蕉が見事な大群落を作っていた。カッコウの鳴き声があちこちから聞こえてくる。
山ノ鼻から木道を通って牛首に向かう。木道の先に燧ケ岳(2,356m)が聳えている。燧ケ岳には1999年10月に登っている。燧ケ岳山頂から尾瀬ヶ原を見下ろすと、この辺りの地形が牛の首に似ていることから、この名が付いたと言われている。

行く先に燧ケ岳が聳える

大堀川周辺からの景観(後方に至仏山)
振り返ると、今来た木道の先に至仏山が聳えている。大堀川周辺から至仏山を眺める景観は絵ハガキなどでお馴染み、撮影ポイントとして有名である。
木道周辺も見事な水芭蕉で埋め尽くされている。

木道の側に咲く水芭蕉

リュウキンカの群生
竜宮小屋に近付くにつれ、黄色のリュウキンカの群落が目立ち始める。
水芭蕉は尾瀬の代名詞。サトイモ科で花期は5月中旬〜6月末頃。尾瀬ヶ原と尾瀬沼の各所で見られる。

水芭蕉

リュウキンカの群生
リュウキンカは立金花と書くとか。文字通り茎は直立して高さ約60p、金色の花を咲かせる。キンポウゲ科で水芭蕉と同じく花期は5月中旬〜6月末頃である。
ミツガシワは氷河期を経て残る貴重な植物とか。リンドウ科で、花期は6月初〜7月末頃。
サゼンソウは竜宮小屋の近くで数株見付けた。水芭蕉と同じくサトイモ科である。
ミツガシワ ザゼンソウ

名残尽きない尾瀬ヶ原


山ノ鼻から竜宮小屋までの道のりは4.2q、ほぼ平坦な木道を歩いて約100分である。竜宮小屋の近くで昼食を摂り、往路を引き返す。多分、もう尾瀬を訪れることはないであろう。名残尽きない水芭蕉を脳裏に焼き付けて尾瀬ヶ原を後にする。

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